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推薦図書(物理学)
物理学に関するおすすめの教科書を紹介します。
選考基準はおおよそ
- 冗長でないこと
- 簡明であること
- あいまいな表現がないこと
- 例が豊富であること
- 演習問題が充実していること
- 適切に用語を用いること
- 構成・デザインが優れていること
といっても定量的に評価しているわけではない。
量子力学
- David J. Griffiths, Darrell F. Schroeter, “Introduction to Quantum Mechanics”, 3rd Edition, Cambridge University Press, 2018.
いわずと知れた量子力学の定番教科書。正直,この教科書を超えるものは今の世にはないと思う。とても簡潔に書かれており例・演習問題も豊富である。内容は初学者向けだが通常学部生向けの講義で扱われるような内容は一通り網羅されている。演習問題では類書には見られないようなテーマも扱われている。この教科書を一通り理解できれば量子力学の基本(basic)は十二分に理解したと言えると思う。最近,日本の大学でも教科書として徐々に採用されてきている印象があるが,未だ翻訳されていないため英語に不慣れな学部生には少しハードルが高いかもしれない。翻訳されることを切に願っている。